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2026-10-03

高校野球の球数制限「1週間500球」とは。2020年の試行から2025年に正式な規則になるまで

高校野球の投手が公式戦で1週間に投げられるのは500球まで

高校野球には、投手1人が公式戦で投げられる球数を「1週間で500球まで」とする決まりがあります。いつ、どういう経緯で決まったのか、500球がどのくらいの量なのかをまとめました。

結論

  • 公式戦では、投手1人が1週間に投げられるのは500球までです
  • 2019年11月に日本高校野球連盟(日本高野連)の理事会で決まり、2020年から試行として始まりました
  • 2020〜2024年の試行と検証を経て、2025年1月の理事会で正式な高校野球特別規則になりました
  • 球数の上限とあわせて、大会では3日連続の試合を避ける日程を組むことも求められています

いつ、どうやって決まったのか

きっかけは、投手の肩やひじの障害をどう防ぐかという議論です。日本高野連が設けた「投手の障害予防に関する有識者会議」が2019年11月20日に答申を出し、11月29日の理事会がこれを全会一致で承認しました。内容は、1人の投手が投げる総数を1週間で500球以内とすること、3連戦を避ける日程を組むことなどです。

当初は3年間の試行として運用し、データを集めて見直すとされていました。実際の試行は2020年から2024年まで続き、その結果を検証したワーキンググループが報告をまとめています。報告は、1週間500球という上限は障害予防の観点から見て不合理ではない、という結論でした。これを受けて2025年1月23日の理事会で、試行の扱いだった規定が正式な高校野球特別規則になりました。

500球はどのくらいの量か

仮に1人の投手が毎試合130球を投げるとすると、3試合で390球、4試合目の途中で500球に届く計算です。1週間に4試合以上が組まれる時期に勝ち進むと、エース1人では投げ切れなくなります。2人目、3人目の投手をどう育て、どの試合で誰に投げさせるかが、そのまま勝敗にかかわるようになりました。

一方で、1試合あたりの上限はなく、1週間の合計の範囲であれば1試合で多くの球数を投げることもできます。検証の場でも、球数を制限するだけでケガが必ず防げるわけではない、という指摘が出ています。球数の上限は、障害予防の取り組みのひとつという位置づけです。

ゲーム「白球三年」での扱い

SURABAYA LAB.の高校野球監督シミュレーション「白球三年」では、この1週間500球の上限を試合のルールとして組み込んでいます。その日を含む7日間の合計で数え、500球に達した投手はその時点で交代です。

ゲームでは前の試合の疲れも残ります。中0日なら前の試合の球数の60%、中1日なら40%、中2日なら20%が疲れとして持ち越されます。エースを連投させれば目の前の試合は勝てるかもしれませんが、残り球数が減り、肩の消耗は成長や卒業後の評価にも響きます。相手校の投手も同じルールで疲れるので、相手のエースが投げられるかどうかも勝敗を左右します。

登場する学校・選手・大会はすべて架空で、無料・登録不要でブラウザから遊べます。

この記事について

  • 規則の内容と経緯は、2026年10月時点で確認できた報道・公表内容にもとづいています
  • 細かな運用(試合の途中で500球に達した場合の扱いなど)は、日本高野連が公表している規則で確認してください
  • 「白球三年」の仕様は、2026年10月時点のものです

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白球三年

1週間500球の中で、エースをどう使うか

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